月見山の歴史を歩く — 誰もが知る「離宮道」の知られざる物語
2025年11月25日
こんにちは!いつも月見山の情報をご覧いただきありがとうございます。
さて、先日開催された「月見山まちづくり協議会」の写真展は、たくさんの方にご来場いただき大盛況でした!特に盛り上がったのが、昔のモノクロ写真を見て「ここはどこでしょう?」と場所を当てるクイズコーナーです。
実は、ある写真の正解がなかなか出ず、皆さん首をかしげていたんですよ。その写真がこちらです!

パッと見では分かりにくいかもしれませんが、実はこれ、皆さんが普段何気なく通っている「離宮道」の昔の姿なんです!

●「離宮道」って、どんな道?
「離宮道(りきゅうみち)」という名前は、もちろんこの道の終点にある「須磨離宮公園(旧武庫離宮)」に由来します。
この道は、須磨離宮が皇室の別邸だった時代、つまり明治時代に整備されたメインストリートです。最寄りの駅から離宮まで、皇族の方々や賓客が通るために作られました。写真に写っているのは、大正天皇の即位を記念して華やかに飾り付けられた当時の様子。普段見慣れている道が、こんなに歴史と格式のある道だったとは驚きですよね!
●魅力を再発見するということ
今回、Instagramの告知を見て写真展に来てくださった方から、「いつも通る街中の景色が、改めて写真展やインスタで見ると、良い所だなと実感しました」という、とても嬉しいご意見をいただきました。
私たちがInstagramを始めた目的は、「月見山の町の魅力を再発見してもらうこと」でした。この離宮道のように、意識しなければ通り過ぎてしまう日常の風景に潜む歴史や物語を知ることで、この町がもっと好きになってもらえたら、これほど嬉しいことはありません。
これからも、月見山の素敵な風景や歴史を、皆さんと一緒に見つけていきたいと思います!

